皆さま、こんにちは。senkyocar.jpの小野久幸です。
年の瀬に向けて、街も華やぎ、少し慌ただしくもなっていますね。
コロナ禍で中止されていた忘年会などの集まりも、徐々に開かれるようになってきました。
さて。
いささか旧聞に属しますが、12月4日に投開票が行われた東京都品川区長選挙。全国の自治体の首長選で7例目となる再選挙で決まりました。
6人の方が再選挙にも立候補され、一時は「再選挙でも決まらないのでは」との見方も出ていました。
それに関連して、このような新聞記事がありましたのでご紹介します。
品川区長選で浮き彫り 行政停滞…再選挙制度に課題
記事の中では、
選挙制度に詳しい東洋大の加藤秀治郎名誉教授(政治学)は「今後も再々選挙はないだろうという希望的観測に依拠した制度は見直すべきだ」と話す。
【中略】また再選挙に当たっては、事前の候補者調整がなされるケースもあり「有権者の目が届かないところでの政治の取引は不透明だ」と指摘する。
そこで代替案として上がるのが、終戦直後の昭和21年から27年まで実施された決選投票制度だ。この制度では、最初の選挙で有効投票総数の8分の3以上にだれも届かなかった場合、「当選人なし」の告示から15日以内に上位2人による決選投票を行う仕組みだった。
https://www.sankei.com/article/20221210-HBORQPYQE5KJNB6S4RWBUI6EKM/
として、再選挙の課題と決選投票制度の導入が提案されています。
私も、このような意見に賛成です。決選投票制度が実際にはいかなるものであったか、どのような議論を経て廃止されたか、掘り下げて調べる必要がありますね。
小野 久幸
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